東京マラソン ~藤原新さん 箱根駅伝~

昨日、今日と東京マラソンで2位、日本人としては5年ぶりに2時間7分台を叩きだした、藤原新さんのNewsが各マスメディアで報道されています。

私のブログを読んでいる方なら、ご存知の通り、私は大の箱根駅伝ファンです。自分が苦手だったこともあり、長距離の選手に憧れがあります。

さて、藤原新さんですが、実は箱根駅伝では大変、悔しい思いをしています。
20世紀最後の箱根駅伝で藤原新さんは箱根駅伝に登場しています。

なんと1年生で1区を任されていました。もっとも、今とは違い、1区は無理をしない区間ということもあり、1年生が半分ぐらい、出ていたと思います。結果は10位でした。しかし、当時の1区は、先頭と12位(当時は15校で争われています。現在は学連選抜を含む20校)ぐらいまでが1分以内という激戦で藤原新さんはトップから25秒差でした。

2001年の箱根駅伝の予選会です。
藤原新さんは日本人7位の好タイムで予選会を通過しますが、藤原新さんの所属する拓殖大学は7位(当時は予選会上位6校が出場)で出場できませんでした。
因みにその年の予選会、日本人1位は国士館大学の坂斉亨さんです。(当時の国士館大学は、「襷を繋げ坂斎へ」というキャッチフレーズでした。)

駅伝というのは、個人競技ではないので、藤原新さんがどんなに優秀でも、出場できません。予選会で日本人トップだった坂斎亨さんの所属する国士館大学は予選会12位です。

さて、話は変りますが、今回、注目されていた選手の一人に川内優輝さんがいます。こちらは学習院大学で箱根駅伝に当然に出場していないかというと2度出ています。

学連選抜です。

しかも、2度目は6区で3位という好成績です。(1度目も6区で6位という好成績)

この二人の特徴は・・・
どちらも実業団に所属していないと言う事です。
マラソンと実経済社会は違いますが、大きな組織が必ずしも正しく、好成績を出せるとは限りません。しかも、大きな組織が硬直化してくると・・・。

たしかに実業団に所属していないと経済的な面や人的支援という意味で安定した成績が残せません。

川内優輝さんはプライベートドリンク(スペシャルドリンク)を取ることが出来ませんでした。
ところで、次の琵琶湖マラソンに今井正人さんが出場します。

昨今の箱根駅伝で「新山の神」と東洋大の柏原選手が言われていますが、もともと「山の神」はこの今井正人さんがゴールする時にアナウンサーが

「山の神、ここに降臨!!!」
と絶叫したことに始まります。(5区で11人抜き)
今井正人さんは現在、トヨタ自動車九州に所属する実業団選手です。
今井正人さんが実業団の中で硬直化していないことを祈ります。

今日、エルピーダが倒産しました。
日本の大手企業のDRAM事業を結集した会社です。エルピーダが倒産するということは日本の製造業が破綻したと言えるかもしれません。

しかし、大手の結集体だから倒産したとも言えるのではないでしょうか?
DRAM事業は、設備投資など莫大な資本が必要です。そういう意味では大手しかできません。
問題はその硬直化した体制がこの倒産を招いたと私は考えています。

藤原新さんに日本の未来を託してみたくなった、昨日、今日でした。

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