権藤投手コーチ 老獪な戦略家

カテゴリ:ブログ 趣味・雑学

私のブログを読んで頂いている方は、ご存知の通り、私は大の巨人ファンです。
さて、まだ終わってない試合のことですが・・・

現在、巨人Vs中日がやっています。
ゲーム差は1.0です。

今日は巨人が初回に一気に4点を取る猛攻。
そして、巨人の先発投手はエース級の杉内です。

もう、巨人ファンなら、
「この試合は貰ったな。」
と、思う展開だと思います。

しかし、私はこの初回の攻撃で中日の今の強さを改めてみました。
まず、4点を取って、まだノーアウト1,2塁の場面。
巨人のバッターは加治前です。

加治前の前のエドガーに4点目のタイムリーを打たれた時点で
中日の高木監督は、立ち上りました。

打者6人で1アウトも取れないのだから、普通にピッチャー交替を考えると思います。
しかし、そこに投手コーチの権藤さんが高木監督になにか話しかけます。
そして、高木監督は渋々と自分の席に戻りました。

権藤さんは、投手の使い方というよりも駒の使い方を知っている老獪な戦略家ということが良くわかります。そして、この後の巨人の采配の下手なこと・・・

加治前は結局ライトフライ、そして8番の寺内がライト前ヒットで1アウト満塁となります。
そして、バッターは杉内です。

私だったら絶対に杉内にバットを振らすことはしません。
よく、大量得点で終盤に投手にわざと三振させる場面はありますが、この場合は違います。
巨人にとって一番、嫌な展開は・・・

杉内に打たせてのダブルプレーです。
もし、杉内が三振でも、1番の長野になれば、さすがの中日も投手を替える可能性もあります。仮に替えなくても、長野がヒットを打てばさすがに投手を替えるでしょう。

この展開になれば、中日は投手にまわれば代打、そして投手交代・・・という展開になり、負け試合で駒を無駄に使うことになります。

結果は杉内でダブルプレー。
これは杉内が悪い訳ではありません。杉内に
「好きに振って来い」
と指示をだした首脳陣の問題です。

そして、2回に中日先発が巨人打線を三者凡退に退けると、その投手に打席がまわっても、そのまま打席に・・・

野球は、その単体の試合を見れば、戦術論が大事なスポーツですが、1年を通してみれば、戦略的な面が大事になります。相手の駒をいかに使わせるか・・・

権藤さんのような老獪な戦略家は、勢いで勝つことは出来なくても、「負けない戦」をやらせると如何に上手いかということです。

この試合、現在3回裏、4-2で巨人がリードしていますが、この試合の勝ち負けよりも、戦略的に巨人が負けていると感じました。

もっとも、巨人と中日の戦力差を考えれば、巨人が圧倒してもおかしくない戦力です。
私も一つの仕事をやりだすとその事から目が離れなくなることが多々あります。
しかし、経営者として中長期的な戦略を考える努力をしたいと考えさせられる場面でした。

追記:この試合、落としたら・・・(^^;

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