竹島問題

カテゴリ:ブログ 政治経済

竹島問題についてあまり語りたくは、ないのですが、個人的な意見を書いておこうと思います。
語りたくない故に遠まわしな書き方になります。

1982年、つまり30年前に、フォークランド紛争という戦争がありました。私も鮮明に記憶しています。

大西洋の南、もうすぐ南極というような位置で行われた戦争です。
フォークランド諸島(マルビナス諸島)の領有権をめぐって争われた、イギリスとアルゼンチンによる戦争でした。

その詳細についてはネット上にいくらでのもあるので、そちらを見てもらえればと思います。

歴史的固有の領土・・・
さて、朝鮮半島の38度線以下が現在の韓国(大韓民国)の固有の領土になった歴史はどこから始まったのでしょうか?

アメリカ合衆国が現在の大半のアメリカ合衆国民の固有の領土になったのは歴史的にいつからでしょうか?

沖縄県や北海道が、現在の大半の日本国民の固有の領土になったのはいつからでしょうか?
世界中の国境そのものが極めて怪しいものであり、こんなことを議論すること自体がどうでもいい話です。

昨日、韓国大統領が竹島に上陸したことに対して、森本防衛相が、
「韓国大統領の竹島上陸は内政問題」
と発言して、方々で叩かれましたが、現実問題としては、
韓国政府が国民の不満を対外に向けるために内政手段だったという意味では、その発言は正しかったと思いますが、極めて叩きやすい発言だったと思います。

政治慣れしていない人が、まともなことを言ったら、「弁士」という良くわからない職業の人達に叩かれたと言っていいでしょう。

この問題に於いて、日本は冷静に対応しなければなりません。
日本は、日本国民が思っている程、軍事的に弱くはありません。むしろ、歴史的に第二次世界大戦で大敗したものの、多くの国からは、自分の国を独立させてくれた国と思われていて、今でも実質的に世界第二位の経済大国です。

私達、日本人は今後、絶対に戦争をしない国だと、自分の国を思っています。私も、そうであって欲しいと思っています。

しかし、世界中の多くの人はそう思っていないし、現実にはそうならないと思います。
韓国の内政問題であることは、前述の通り事実ですが、それによって、日本の内政問題や国民心情を煽ることが、東アジア地域にとって良い影響を与えないという事を真摯に考えるべきです。

朝鮮半島は自身の問題に決着がついていません。韓国という国家は、単独でも経済的もしくは軍事力的にもに無視することのできる国ではありません。しかし、今現在も今後も、日本の相手になる国ではありません。

スポーツで過熱したり、文化的な交流が熱くなっているだけに、存在が大きいのは事実ですが、National Powerという意味では、我々が熱くなる必要性のある国ではありません。

世界的にみて、韓国が経済的に本当に無視できなくなれば、サムスンの携帯端末が、この世から抹殺されるだけです。どれだけ、彼らの主張が正しかったとしてもです。同じ事を20世紀に日本の企業も経験してきたはずです。

今、日本という国の国民の圧倒的多くは平和を愛し、この平和が恒久的に続くと信じています。
ただ、日本人の圧倒的多くは、潜在的に極めて献身的な愛国主義者です。

韓国政府の内政事情を察することはできますが、不用意に日本人を刺激することは避けるべきだったと思います。

小さな島の問題ですが、30年前に大西洋の南端で行われたような問題に発展しないことを願います。

日本は大国としての自覚をして、韓国は日本以外の対外的な問題と国力差を自覚して、この問題を解決していかなければなりません。

格好で剣を抜いたが
納める鞘はそこに無し。

歴史とは、そういうものだったと私は認識しています。

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