金正日死亡と北朝鮮の今後

カテゴリ:ブログ 政治経済

昨日、福岡で打合せをしている間に、1通のメールが・・・

「金正日死亡!」

打合せの最中でしたがびっくり!
それが、顔に出てしまい、打合せに参加していた関係者から

「どおした?」

こちらも、仕事とは関係なかったので言いにくかったのですが・・・

「金正日が亡くなったそうです。」と、答えるとさすがに騒然となりました。

さて、不動産屋であり、建築士である私が北朝鮮問題を語るのもおかしな話なのですが、一応、私なりの今後の展開を書いておこうと思います。

まず、さすがに昨日は、各国が軍事的に臨戦態勢もしくは、
かなりの警戒態勢に入っていました。

しかし、私は個人的には、金正日が死去したことによって、
戦争になることは、極めて考え難いことだと考えています。

まず、金正恩氏の地位がどの様な状態にあるかが、もっとも重要だと考えています。
おそらく、発表年齢が本当なら28歳。過去の留学経験時の年齢から見ても、間違っていても1~2歳でしょう。28歳という年齢を考え、更に金正恩氏が、対外的に後継者と認定され始めてからも僅か4~5年ですから、実績は皆無と言っていいでしょう。

当然に、金正日氏が生きていたときの全ての権力者が、金正恩氏に登用されるとは限らないし、軍部に関しても同様なことが言えるでしょう。

また、金正日氏が死去した理由が、視察中の列車の中での心筋梗塞となっていますが、この国の発表することですから、本当かどうかも微妙です。

常識的に考えれば、金正恩氏が完全に国家(政府及び軍隊)を掌握しているとは考えにくく、現在の経済情勢等を鑑みれば、まずは地盤固めをするしかないでしょう。

また、経済的に破綻している国家でありながら、海外留学経験があったりすることから、多少の開放政策を取らざる得ない可能性もあります。

ただ、地理的な条件を考えれば、北朝鮮は中国にとって重要な緩衝帯であることは、60年前と変わっていません。

そこで、一番、怖いシナリオは、北朝鮮が開放政策もしくは韓国との合体を模索する様な状況を中国が許すとは考えにくく、そちら側に進んだときに、南北の休戦協定が維持できるかということになります。

3年~5年は金正恩氏は地盤を固めることに専念する思惑に対して、中国の動きがどうあるのか、またそれに対してアメリカがどう動くのかが問題になります。

政治レベルの話と経済レベルの話は、連携していながら、思惑が相違することは多々あります。
しかし、中国もアメリカも、軍事行動が政治レベルもしくは経済レベルで必要な時期にさしかかっていると考えられます。

アジアの問題として、日本とロシアがどういう態度で挑めるか・・・
我が日本の総理大臣は金正日氏の死亡を報道で知ったという、極めて暢気な国です。
また、政権が安定していない状況で、日本がアジアで主導権がとれるとは・・・
戦争を望んでいる訳ではないですが、既得権と金を保守しようとすれば・・・

最終的な想像図
韓国と北朝鮮の合併

条件
・ アメリカ軍の朝鮮半島からの撤退
・ 中国の朝鮮半島への支援の停止
それによる韓国の経済的負担
・ ベルリンの壁の崩壊よりもつらい事態の発生。(当時の東ドイツは、共産圏の中では経済的には優れている国だった。)
中国の朝鮮半島への侵略
・ 南沙諸島と同様によく解らないロジックで朝鮮半島を支配下に置こうとする。
アメリカ及び関連諸国の参戦
・ 朝鮮半島安定のためにアメリカを中心とした朝鮮半島への上陸。(日本は法改正のもと、軍事協力は行う。)

韓国経済の崩壊
・ あの狭い半島で戦争が起これば韓国企業の破綻は必至。
この程度のことは起こると考えています。

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