四国初出店 ジュンク堂松山支店
出張に行っていました。どこに行っていたかと言うと
そう、愛媛県松山市です。
別に道後温泉を地上げに行った訳ではありません。
※ 道後温泉を地上げすることは民間では絶対にできないと思います。
では、松山まで何をしに行ったかと言うと・・・
うちで仲介したテナント様が9月19日にオープンし、オープニングパーティに出席する為に行ってまいりました。
そのオープンしたお店がこちらです。
ジュンク堂松山支店
ジュンク堂四国初出店です。
ここ、実は紀伊国屋書店さんがあった場所です。
紀伊国屋書店さん撤退にともない、弊社にビルオーナー様から依頼があって、
弊社からジュンク堂書店様をご紹介させていただきました。
金曜日にオープニングパーティがあって、土曜日に10時オープン。
1時間ほど、書店に滞在したのですが、店内は大混雑だったので撤退。
お店を出たのが正午前だったのですが・・・ここで問題が発生。
私の飛行機は16時20分・・・。
5時間ほど時間が余ってしまいました。
そこで、一人で松山観光を・・・
とは言っても、もともと観光をしに来たわけではないので
予備知識がまったくありません。
松山市駅まで行けば観光案内所ぐらいあるかな?と思ったら
※山市駅前は高島屋などがあり、松山の中の随一の繁華街です。
『松山市駅』は路面電車のため、駅そのものがバス停みたいな感じで
とても観光案内所がありません。
すると、なんかとんでもない汽車がやってきます!
坊ちゃん列車です。
この列車、私の記憶では
一等席が五銭で二等席が三銭のはずです。
30年前に読んだ本に主人公が
「田舎者は僅か二銭の差でも二等席に乗る」
と書いてあったように覚えています。
実際は・・・
300円でした。
※普通の市電は150円です。しかし、この坊ちゃん列車、所謂、快速です。各駅には停まらず、ターミナル?駅にしか停まりません。もっとも、自転車と同じぐらいのスピードですが・・・。
あまりに、暇ということもあったのですが、他にやることもないので、これに乗ってみることにしました。車掌さんに聞いてみると道後温泉が終点とのこと・・・。
せっかく、松山まで来たので道後温泉に行ってみようと・・・
さっそく乗車・・・
停車場はすぐ知れた。切符もわけなく買った。
乗り込んでみると、マッチ箱のような汽車だ。
ごろごろと五分ばかり動いたかと思ったら、
もうおりなければならない。どうりで切符が安いと思った。
※30年前に読んだものなので若干間違ってるかもしれません
これが坊ちゃん列車の名前の由来になる、小説『坊ちゃん』の一文ですが
マッチ箱とは言わないまでもかなり小さいです。
そして、20分もしたら、道後温泉に到着しました。
さて、道後温泉に浸かって、ゆっくりすると他の場所を見ることができなそうなので、入り口の写真(冒頭の写真)を撮って、撤退。
ぐるりと松山の町を回って、地名や位置関係が解ったので、もう一度、「坊ちゃん」を読んでみたいと思いました。
次は、坊ちゃん列車の途中で、山の上に見えた松山城に向かいました。
坊ちゃん列車は本数が少ないので、帰りは普通の路面電車で
普通の路面電車は、最新鋭という感じでした。
※写真はありませんが、時折すれ違う、路面電車にはどう見ても、30年前から走っていそうなものもありました。
さて、今度は松山城です。
私たち、建築を学んだ人間は古い建物を見ると何故か興奮します。
それがお城であったり、古い美術館であったり、神社であったり、様々ですが、私はお城好きです。
という訳で・・・松山城へ・・・
なんと、リフトに乗って山頂に行けとのこと!
私、高所恐怖症です。
しかし、歩く自信も無く、我慢してリフトに・・・
さて、山頂に着くと、天守閣まではあとわずかです。
あと少し、でも結構、あります。
飛行機の時間もあるので、ここからはダッシュで天守閣へ!
天守閣に着くと、城主 加藤嘉明 が出迎えてくれます。
加藤嘉明についてはこちら・・・Wikipedia 加藤嘉明
さて、加藤嘉明氏に挨拶して一気に天守閣を登ると・・・
松山の町が一望できます。海まで見えました。
飛行機まで4時間しかないので一気に回ったので、僅かな観光になってしまいましたが、天気にも恵まれたのでなかなか良かったかと思います。
最後に・・・
松山や
秋より高き
天守閣
正岡子規
松山観光案内だけど・・・
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