リストラ ~第16話~

連載シリーズ 【 リストラ ~第16話~ 】 第 16 話 / (全 16 話)

そんなこんなで3年の月日が経ちました。平成14年ごろになると、一方的な住宅不況という感じはあまりしなくなってきました。前年同月比の比較でもさほどの落ち込みは感じなくなっていました。

その時は

『去年より悪くなるわけ無いだろ・・・』

と言うほど、悪かっただけで、景気の悪いのに慣れてしまっていたのかもしれません。

平成12年ごろにITバブルと言われた頃に、一時的にマンションブームはあったものの、戸建はマンションほどの好景気はありませんでした。

しかし、その頃から、割安の新築戸建分譲住宅をやる会社が流行り始めました。

一つはトステムなどが展開したフランチャイズ系の会社と、仕様をかなり落としても安く売る、飯田産業グループ系の会社です。H建設と比較すると、建物代だけなら80%ぐらいの価格でした。

『安かろう悪かろうの家なんて売れないさ』

と、高をくくっていたのですが、それが正に団塊ジュニアの購買層に合致したせいもあって、売れに売れました。そんなこともあって、成功しているハウスメーカーと伸び悩んでいるハウスメーカーに二極化されました。この頃でしょうか・・・パワービルダーなどという言葉がよく言われる様になったのは・・・。

この年の6月の株主総会でR会長の退任が発表されました。理由は定年でした。

私も商品技術開発で4年目を迎え、その年度も下期に入りました。

規格型の新商品の開発などに追われて、新春の売り出しまでに新商品の開発をしなくてはならず、毎年のことでしたが11月を過ぎると忙しい毎日でした。

そんな忙しい毎日を過ごしていると、新規事業部のN課長から、メールがやってきました。エクセルのファイルが添付されています。

メールの内容は

『AX47のセルの式のせいか、どうしても循環関数と出てうまくいかないけど原因わかるか?』


という内容のものでした。

そこに使われている関数は『IRR関数』でした。この『IRR』はこの時、初めて見るのですが、この後、今日に至るまで、ずっと付き合うこととなります。

※IRR関数について
キャッシュフローとは、月や年などのような一定期間をおいて、必ず発生するものでなければなりません。内部利益率とは、一定の期間ごとに発生する支払い (負の数) と収益 (正の一連の定期的なキャッシュ フローに対する内部利益率を返します。個人年金などの投資では、キャッシュ フローの差し引きが 0 である必要はありません。ただし、キャッ数) からなる投資効率を表す利率のことです。
Microsoft Excelのヘルプより

って、これだとさっぱり解らないと思います。というわけで、一番解りやすそうなサイトを紹介しておきます。

http://www.nsspirit-cashf.com/inv_st/irr.html

こちらを読んでみてください。

まぁ、その時の私にとって、IRRなど、どうでもいい話でした。
とりあえず、N課長から、循環エラーが起こっているのを直しさえすれば良いと思い、ただ、それを直すのにIRRの意味が少し解らないと、直せなかったので少しだけかじりました。直すこと自体は30分程度で終わりました。

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