ハザードマップの入手方法
昨日、台風9号の被災地のニュースがやっていました。
避難警報が出て、避難している最中に濁流に飲み込まれて非難にあった方がいるそうです。本当に可愛そうな話です。
実は私も4年前に洪水被害にあったことがあります。
と、言っても床下浸水程度ですが・・・
※2005年の東京都杉並区の洪水被害です。
近所の造園屋さんから土嚢を借りて積んだりしました。
当時の自宅前の道路は完全に冠水して、マンホールが浮いていました。
別に台風じゃなくても最近はゲリラ豪雨などで、本当に大変なことになります。当時の自宅は私の生家で、30年以上住んでいましたが、そんな事は一度もありませんでした。床下浸水とかの洪水被害はテレビの中の話だと思っていたのですが、気がつけば自分が被災者になってしまったのです。
そこで、私は自宅周辺や会社周辺、また良く行く場所のハザードマップを見ておくようにしています。
※不動産の売買の時に重説に付けることが多いので私は知っていました。
ハザードマップってなんだ?
と思われる方にハザードマップを少し説明します。
ハザードマップとは洪水などの被害を事前に予測して、その被害の発生度合いや発生した場合の被害状況を地図化したものです。簡単に言うと、大雨になった時にどこに洪水が発生するかが地図上に描かれています。
詳しくは・・・Wikipedia『ハザードマップ』
つまり、大雨の時にその被害が発生しそうな場所に近寄らなければ良いわけです。
では、ハザードマップがどこで手に入るかと言うと・・・
国土交通省 ハザードマップポータルサイト
で入手できます。
ネットで公開されてないエリアもありますので、その場合は役所で入手します。
自宅や会社が安全なエリアなのかの確認と避難しなければならない場合の避難所までの想定していたルートに危険な場所がないかの確認を一度してみると良いと思います。
「備えあれば憂い無し」だから・・・
TBS 『噂の東京マガジン』
今日の『噂の東京マガジン』でアーバンエステートや富士ハウスの倒産による、顧客の前払い金が返ってこない問題がやっていました。
そこで、青山雅幸という弁護士が・・・
「(ハウスメーカーへの)建築費の支払は完成後の後払いで良い。なぜなら、資材や手間の業者への支払も後払いなのだから・・・」
と言っていました。
「建築費の支払は完成後の後払いで良い」
という部分は議論の余地はあるものの、一つの方法論ではあると思います。
※支払側の与信が無ければ、請負側は先払いをして欲しいし、請負側の与信が無ければ支払側は後払いにしてもらいたい。そのために出来高払いがある訳なのですが・・・。今回の場合は富士ハウスやアーバンエステートが自転車操業の状態にあったから、先払いをして貰わなければならなくなり、売り上げ減でキャッシュフローが回らなくなって倒産したと考えています。もともと、危ないのでは・・・とネット上にも書かれていましたし・・・。
しかし、今回の問題はそこではありません。
この、青山雅幸という弁護士が言った、
「資材や手間の支払が後払いなのだから・・・」
と言った部分です。
たしかに、ハウスメーカーもゼネコンも下請け業者に対しての支払いは後払いです。
しかし、例えば、住宅の基礎を作った業者に対しての支払は、基礎の完成後の翌月末払いや翌々月の初頭に支払われるのが一般的です。(ハウスメーカーやゼネコンの経理処理日によって違う)
つまり、建物が完成する前にハウスメーカーやゼネコンは業者への支払いが完了していることになるので、完成払いだと、一時的にキャッシュフローが赤字になってしまいます。それを避ける為に手形払いと言って、例えば基礎完成後、3ヶ月間は手形を発行して、3ヵ月後に手形を現金化するという方法が過去にあったのは事実ですが、バブル崩壊後にかなり減りました。
富士ハウスやアーバンエステートが手形払いを使っていたかどうかは解りませんが、他の業者まで一緒にされると話が違うと思いました。
まぁ、被害者弁護団の弁護士の様なので、その発言は仕方がないにしても、メディアは事実関係をよく調査してから、報道して欲しいと思いました。
私は、完成後払いではなくて、完全出来高払いの法整備を進めるべきだと考えています。
テレビを見ての感想だけど・・・
株式会社コマーシャル・アールイー
タイトルの会社なんですけど、珍しく東京の不動産デベとして、私が全く付き合いのない会社です。
しかし、業界の人と話していると去年末~今年にかけてやたらと名前が出てきます。
月末になると・・・
今週はIRで役員報酬減額に関して発表がありました。
無報酬
ゴーイングコンサーンも出ています。
リストラで社員も半減しています。
御健闘をお祈りします。