世界観ありきの処世術

仕事をしていても、社会を見ていても思うのですが
世の中の殆どは処世術であり、対処療法だと思います。
私は、この対処療法というのが嫌いです。
もちろん、今、目の前にある仕事をこなさなければならないのは当然です。
しかし、何故、その仕事をしているのかが
「そこに仕事があるから・・・」
もしくはサラリーマンだった時代に
「与えられた仕事だから・・・」
という考え方は基本的に嫌いでした。
政治の世界を見ていても、世界観を持って処世術に当たっている人がいる様に見えないのは私だけでしょうか?

自分が何のために今の仕事をしているんだろう?
「生活のために」
それは当然なんですが、それならば別の仕事を選択する余地もあったはずでした。
今一度、世界観に戻って考えようと思う今日この頃です。

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前年比と前年度比

連載シリーズ 【 前年比と前年度比 】 第 3 話 / (全 3 話)

先日も書いたのですが、今年の宅建の試験は
没問(問題に瑕疵があり、その問題は全員正解)により
その没問を間違えていた人が合格するという事態が発生しました。

さて、その没問の間違えというのは・・・

「度」という一文字でした。

「前年比」と書かなければならないところを「前年度比」と問題で書いてしまったことにより、その問題には正解が無くなったというのが理由です。

前年・・・昨年の1月1日~12月31日
前年度・・・任意の昨年の期間のこと。例えば3月末決算の会社であれば、今年(2011年)から見た前年度は2010年の4月1日から2011年の3月31日

つまり、前年度というのは任意の期間になりますから、問題としては確かに不適切です。前年度と書くのであれば、その期間を何年何月何日~何年何月何日を指定しないと解答が無くなります。

しかし、実は同じ間違いを新聞やテレビのニュース等でも良く見かけます。
記事のタイトルでは「××商事、営業利益前年比○%減・・・」と書いてあるのに
記事の内容では「前年度比で営業利益が○%減した。」等ということはよくあります。

それに対する、お詫びの記事や訂正を私は見たことがありません。

つまり、今回の宅建の試験に於いて、
「確かに問題に日本語としての間違いはあるが、それにより、全員を正解にするほどのことではない。」とも思います。

しかし、世の中には私よりも日本語に詳しい人で
この間違いに気が付き、この没問に正答が無いと言うことに
試験中に気が付いた人がいます。

この間違いに気が付くぐらいだから、当然に合格しているかというと
結果は35点(ボーダーライン36点)で不合格だそうです。
この人は、この没問には正答がないのでマークをしなかった。

結果、49問で34点。

没問が全員正解になったので自己採点の結果35点とのことでした。
この問題にかけた時間が20分(試験は50問で120分)だそうです。

言い訳にも聞こえますが、見直す時間があれば、正解にできた問題もあったそうです。
(でも、「あと1点ぐらいなんとか、なんなかったのか!」と言いたい。)

たかが宅建ですが持っているといないでは、大きく影響を与える場合もあります。
自分も、言葉の間違いで人に勘違いを与えることや迷惑を掛けることもあります。
注意しなければならないとよくよく考えさせられた事象でした。

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土曜日出勤

うちの会社は、土曜日、日曜日は休みにしています。

普通の中小の設計事務所は土曜日は営業日が多いです。
また、普通の不動産屋さんも土日の営業は普通です。

これは、一般のエンドユーザー相手が多いからです。
うちは、ほとんどの取引先が法人なので、平日を休みにできません。

そこで、土曜日、日曜日、祭日を休みにさせてもらっているのですが
あまりに多忙を極め、事務処理が溜まりに溜まって今日は出勤日となりました。

とにかく、今月だけで、今期の売上の半分ぐらいは稼げそうなのは
良いのですが・・・

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巨人ファンと日本人の魂

カテゴリ:ブログ / 趣味・雑学

私は巨人ファンです。

さて、日本シリーズは中日が、すばらしい試合をして連勝しました。
7回に多村を2回バントを失敗させたあとのヒットはいただけませんでしたが
それでも浅尾を惜しげもなく投入。

ファンが納得する試合をしてくれるのが今の中日の野球。
さて、我が巨人軍は・・・
清武の乱と言われるとんでもない事態が起こっています。

私はどちらが正しいとも言えませんが
すくなくとも現在の渡邊会長は、野球界にとってマイナスなことは間違ってないと思います。

プロ野球の視聴率を見てみると・・・
1996年 21.4% 渡邊氏巨人軍オーナー就任
1997年 20.8% 清原和博巨人入団
1998年 19.7%
1999年 20.3% 工藤公康巨人入団
2000年 18.5% 江藤智巨人入団
2001年 15.1%
2002年 16.2% 松井秀樹巨人退団
2003年 14.3% ペタジーニ巨人入団
2004年 12.2% 一場事件
2005年 10.2% 野口茂樹、豊田清巨人入団
2006年  9.6% 小笠原道大、門倉健巨人入団

と、渡邊氏が巨人のオーナーになってからと言うもの
視聴率はほぼ右肩下がり。

もちろん、アミューズメントの多様化や、
地上波以外での放映の問題もあるのだが。。。

これでは、さすがの巨人ファンも興ざめするのにがつくと思います。
日本人の魂みたいなものが全く無いです。

江川卓氏は巨人に入りたい!
それゆえの事件でしたが、巨人ファンは江川卓氏を受け入れました。

つまり、彼は生え抜きの巨人選手なんです。
さて、巨人以外に目を向けてみます。

広島東洋カープの4番バッター
江藤 巨人
金本 阪神
新井 阪神
栗原 おそらくFA
これでは、広島ファンも面白くないはずです。

日本人の感覚はアメリカ人とは違います。
日本人に受け入れられる野球界を作っていかないと
このまま、ダメになってしまうと感じています。

巨人の真似をして選手補強をする球団があります。
阪神、楽天がその典型です。

しかし、本当に強かったのは
ドラゴンズであり、ホークスであり、次にファイターズであり、スワローズでした。

ファンに支えられる球団が強いということです。
会社とは、社長のものではありません。

株主のものでも、社員のものでもありません。
その会社を支えてくれるお客さんのものだと
私は思っています。

これを忘れれば終わりだと思っています。

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TPP参加の賛否

カテゴリ:ブログ / 政治経済

TPPについて、毎日の様にマスコミが騒いでいる。
昨年末ぐらいから、騒がれている話だが、何を騒いでいるのか解り難い。

この話、日本の場合は、簡単に言えば、
「アメリカとの貿易自由協定を結ぶのかどうか?」
という話である。

TPPとは環太平洋戦略的経済協定という意味だが、
太平洋に面している国が全部参加している訳ではない。
実際に参加している国と交渉に参加しようとしている国、及びその国のGDPを比較してみると・・・

参加済み       GDP
ブルネイ      11.96
ニュージーランド 125.16
チリ 163.67
シンガポール 182.23
参加表明
USA 14,528.40
オーストラリア 924.84
ペルー 126.73
ベトナム 91.85

交渉開始
マレーシア 191.6
コロンビア 230.84
カナダ 1,574.05

交渉会合参加表明
日本 5,497.81

とこんな感じ。

GDPの割合で見ればアメリカが61%で日本が23%となる。
つまり、日本がアメリカとキッチリ話をつけられるかどうかの話。

カナダとオーストラリアの経済規模は無視できないにしても
他の経済規模はこの際、大勢に影響はないだろう。

かつて、日本はアメリカとの自由貿易協定の話に何回か臨んだが
いずれも上手くはいかなかった。

しかし、韓国はアメリカとのFTA(二国間貿易協定)には至った。
韓国がTPPではなく、まずアメリカとのFTAを行ったのは、
自国の経済規模と参加国の経済規模を無視できないからだろう。

しかし、今後、世界を見渡したときに、世界が地域ごとに
貿易自由化をしていくことは間違いない。
程度と手法によっては、上手くいくだろう。

ユーロの様に貨幣統一まですると話が難しくなる。
そこに乗り遅れれば、むしろ苦しくなるだけだ。
ただ、アメリカ主導は良いとしても、アメリカ有利の交渉結果になってはいけない。フェアであればそれでいい。

日本がどの経済域にも入らないで世界で生きていくのは難しい。
どこに自分の立ち位置をおくのかを考えれば、TPP参加の賛否の答えは見えてくる。
立ち位置の問題とは経済的な問題だけではない。

TPPに参加することによって失われるものはあるだろう。
しかし、それによって得られるものもあるだろう。
その損得勘定だけである。

フェアでさえあれば、参加することを躊躇する必要は無いだろう。

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死のロード(阪神タイガースは関係ありません。)

最近、都内23区某所の一角の不動産をまとめる仕事をしています。
場所は、閑静な住宅地です。
駅から10分かからない場所。
土地の価格は約200万円/坪ぐらいの場所なのですが・・・。
駅の周辺も活気もあるし、商店街も非常に活気があります。
当該物件の両サイドにある主要道路も人通りも多いのですが、
その物件のある道だけは、何故か暗い感じがします。
まぁ、住宅地ですし、大きな家が並んでいる場所なので
そんなもんかなぁ・・・と思っていたのですが・・・
その道、約300mぐらいで行き止まりになります。
その300mぐらいの中に低層のマンションが2棟、
どっかの会社の低層の社宅。、
それに2階建ての木造のアパートが1棟あるだけで
あとは一戸建ての家です。
私がまとめているのはそのうちの一戸建てとそのアパートなのですが、
いろいろ調べているうちに凄いことが解ってきました。
まず、低層のマンションの1棟では平成に入ってから
(というよりも平成になってから、出来たマンションですが・・・)
飛び降り自殺が3回。
その内、1回は飛び降りたが死に切れず、しばらくの間は意識不明で生きていたとか。
そして、このマンションを投資用に1棟買いした会社は、休眠状態に。
今回の当該物件ではないのですが、
その通りの一番奥の行き止まりの家では
病弱な奥様がいた家があって、その奥様の面倒を実妹がみていた。
その内、ご主人と実妹ができちゃって、身篭る度に奥様が怒り、
何回か中絶をさせ、そのうちに奥様は自殺。
当該物件の隣にある一戸建て(これまた100坪を超える大きな家なんですが)の
家族は、4人兄弟だったんですが、
お嫁に行って、この家から出て行った人を除いて
全員、20代で死亡。(2人は癌、1人は交通事故)
そしてその隣の家が廃墟の様になっているのですが
昭和40年ごろに3人兄弟が相続をしたけど、
その内、配偶者がいたのは末っ子の女性だけ。
相続をした直後に長男、次男は死亡(死因不明)。
残った、末っ子の女性は、相続後、平成に入って離婚。
離婚したご主人は、離婚後翌年死亡。(自殺)
その後、その末っ子は後見人が付く程の状態に。
後見人となった、その末っ子の子供も現在はうつ病で後見人の資格剥奪。
結果、二人ともこの場所を立ち去り、遠縁に引き取られている状態。
さきに書いたどっかの社宅が2棟というのは
もともとは海軍の航空隊の寮だった。
最後は特攻隊員が一時的に集められていたとか・・・
全部が調べられている訳ではないのですが
触りだして1週間でこんな状態です。
過半以上の家で、自殺者が出ている様な場所です。
心霊スポットの様な話は一切信じないのですが、
さすがに、この土地に昔からいる地主さんを尋ねてどんな場所かを聞いてみました。
大正時代に入るまでは僅かに集落がある程度で
ほとんど、人が住んでいなかった。
関東大震災で下町から逃げてきた人が土地を借りて住み始めた。
今は暗渠になって見えないが、この道の入り口には小さな小川があって橋があった。
江戸時代よりはるか前には小川の周辺に集落があった。
その集落に住んでいる人は所謂、落ち武者で
それを江戸時代になる少し前に打ち殺してしまった。
などなど、気味の悪い話がでてきます。
さっさとこの仕事は片付けたいな・・・と思っています。

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甲殻類アレルギー

カテゴリ:ブログ / 趣味・雑学

まったくの私事ですが、私は甲殻類が大好きです。食べるのも、飼うのも・・・

昨日、宅配ピザでカニが載ってるものを食べました。
2年ぐらい前までは、甲殻類に対するアレルギーは全くなかったのですが
どうも、最近は時々、あたります。(ちなみに、牡蠣を含む貝類は殆どダメです。)

昨日は・・・
食べて、1時間もしたらおかしくなり、全てもどしてしまいました。
その後もしばらく気持ち悪かったのですが、
しばらくすると、持病の不整脈が悪化しはじめて、
大変な目にあいました。

土曜の深夜にまともな循環器の先生がいる救急病院を探せるか!?
#7119に電話して調べてもらったら、
どうやっても車で30分以上かかる病院しかありません。

緊急時の頓服薬を飲んで30分してダメならそれでも
病院に行こうと思ったのですが落ち着いたので
病院に行くのは辞めました。
しかし、今日はぐったりとした1日になってしまいました。
あああ・・・これからはカニカマだけにしておこうしょぼん

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静かな1日とギリシャ問題

カテゴリ:ブログ / 政治経済

ギリシャ問題・・・

はっきり言って滑稽にしかみえません。(ギリシャの方には申し訳ないですが・・・)

ギリシャはユーロから離脱することを選択するとは思えません。
しかし、世界がそう思っていても、過去に似たような事はあります。

日本の国際連盟脱退・・・
ギリシャ国民が考えていることは自分のこと。世界経済のことではありません。

さて、人としての理性が働くかどうか・・・
少なくとも対岸の火事では済まされないことは確かです。

世界経済は人類が初めて経験する未曾有の事態に向かっています。
1929年の世界恐慌、2008年の金融恐慌・・・

そんなもんじゃ済まされない問題を抱えています。
ギリシャの人口は世界の僅か0.1%です。
たったそれだけのことで世界は大騒ぎです。

本質はそこに無いから大騒ぎな訳ですが・・・

実質世界第2位の経済大国はどこに向かうか?
時には自分の幸せよりも、人の幸せを考えた1日でした。

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辞めた会社のOB会

以前も書いたかもしれませんが私は、大学を卒業後、15年ほど、ある会社に勤めていました。

その後、別の会社の役員になって独立することになるのですが先週の土曜日にその会社のOB会なるものに参加してきました。

すでに、同期は会社に30%ほどしか残っていませんが辞めた同期に会うことは滅多にありません。

そこで、懐かしい顔を見つけました。

それこそ、その会社に4年ぐらいしか勤めていなかった同期の女性に会うことが出来ました。
お互いに老けた感は否めませんが・・・ガーン

何をしているのかと思えば、自分で設計事務所をやっているとのこと。

昔の彼女は、とても独立する様な感じの人では無かったのですが随分と逞しくなっていました。

私も一応、一級建築士で設計事務所登録をしているのでライバルになるのですが、一緒に仕事ができれば良いなぁと思っています。

というよりも、うちの会社が忙しい時には手伝ってもらおうと思っている次第です。

こちらが彼女の設計事務所のサイトです。
http://space33web.web.fc2.com/index.html

なかなか、仕事のできる人なので(多分)、
特に住宅の設計を依頼したい方は是非、一声かけてみてください。

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商業系リーシングのコンサルから住宅系まで

最近、うちの会社では色々なことをやっています。

設立当初は、商業系のリーシングコンサルタント的な仕事をメインにしていたのですが、
景気の動向もあって、商業系の仕事から、住宅系の仕事が増えてきました。

  • マンションの工事監理(現場監督じゃないですよ。ゼネコンが設計図書通りに作っているかを監理する仕事です。しかも、約500戸!)
  • 戸建の設計(進行中)
  • 戸建分譲の積算(定期的)
  • 底地権の売買(半分ぐらい終わったかな・・・)
  • 医療法人への新規土地誘致(進行中)
  •  クリニックの増築の設計(進行中)

さらには、あるハウスメーカーから、デベロッパーへの戸建分譲のプレゼンを依頼されたりもしています。

しかも、福岡~東京まで・・・

一通り、なんでも出来る会社なのですが、あまりに一貫性がないなぁ・・・と

先日、

「そちらの会社で出来ないことは?」

という問いに、うちの社員が

「飛行場の設計、競馬場の設計、競艇場の設計・・・」
などと、説明していました。

『誰がうちに依頼するんだよ!』
と思いつつも、なんでもやっているなぁ・・・と思っていました。

今日は、久々に落ち着いている日なので、
会社のホームページをちょっとだけリニューアルしました。

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